- 家づくりのヒント
安心して生活するための「階段からの転落防止方法」
階段の安全対策は重要です
階段での転倒は打撲や骨折だけでなく
下半身不随など重大な事故に繋がる場合もございます。
階段からの転倒を防止するための工夫をご紹介いたします。
手すりの端にも配慮を
手摺の端は、直線の伸ばしたままよりエンドキャップを取り付けたり
壁側や床側に曲げる処理すると服が引っかかりづらいです。
両脇に手すりを設置する
両側に手すりを設置すれば上り下りのどちらにおいても
利き手で体を支えることができ、動作が安定します。
手すりは降りる側の利き手側に設置する
階段は昇る時よりも降りる時の方が不安定で、落下の危険があります。
片側のみに設置する際は降りる際の利き手側に設置しましょう。
気づいてもらいやすいリビングイン階段
リビングイン階段にしておくことにより
万が一、転倒した際に家族に気づいてもらいやすく助けも呼びやすいです。
段鼻を目立たせる工夫をする
集成材の段板に溝を掘り、黒いゴムを埋め込んでみても◎
滑り止めになるうえ、階段の端の部分が分かりやすくなります。
明るさを確保する
階段に窓を設けると日中は採光が確保できます。
夜の対策は、センサー付の照明にしたりフットライトを併用すると安全性が高まります。
途中に踊り場を設ける
直線の階段の場合そのまま下まで落ちてしまう可能性がありますが、
踊り場があればその危険を緩和することができ方向転換もしやすいです。
-小さなお子様向け- ベビーゲートを設ける
小さなお子様は階段で遊んでしまうことも多いです。
目を離してしまった際でも階段に行かない工夫も大切です。