- 家づくりのヒント
高齢者も過ごしやすい「バリアフリー住宅」のヒント
すまい生協です!
今回は、高齢者でも過ごしやすい「バリアフリー住宅」のヒントをご紹介いたします♪
段差
段差を減らすことによって転倒防止になります。
既に段差のある部分はすりつけ板やへの字プレートを設置することによって歩行がしやすくなります。
ドアノブ
ドアノブは、力がほとんど必要ないレバーハンドルにしましょう。
握り玉タイプにすると「握って回す」という作業が必要なため握力が低下した高齢者には大変な作業になります。
手すりの空き距離
廊下などの横手摺は連続するように取り付けるのが理想ですが
ドアなどの開口部などがあり途切れてしまう場合は、
開口部の幅員を考慮し、900㎜以下にすることがおすすめです。
浴室のドア
浴室のドアは、引き戸がおすすめです。
折れ戸や開き戸の様にドアが障害物にならず、つまずきなどの危険性を軽減することができます。
また、浴室内で人が倒れてしまった場合もいち早く救助が可能です。
浴槽
浴槽は①和式②洋式③和洋折衷式と3タイプありますが
適度に身体を伸ばして入浴でき浴槽内での姿勢が安定する和洋折衷型が適しています。
トイレ
便座は、座面を高めに設定した方が立ち上がりの動作がしやすいですが
座位姿勢の安定を優先させて高さを設定しましょう。
立ち座り用の縦手摺は、便座の先端から200~300㎜前方へ設置すると使いやすいです。
玄関
上り框を安全に昇降するために縦手摺を取り付け、
握力が弱く手摺がしっかりと握れない場合は横手摺もあわせて設置すると◎
階段
階段は、直階段や螺旋階段以外の階段にし、
更に階段の途中で踊り場があると万が一転倒してしまった場合でも
一気に下まで落下するリスクを軽減することができます。
まとめ
他にも様々なアイテムや方法がございますが、何でもかんでもつけるのではなく
それぞれのご家族に合ったバランスでアイテムを採用することが一番重要です。
すまい生協では、数多くの実績がございますのでお気軽にご相談ください。